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理事長就任挨拶

令和4年8月1日より医療法人 羊蹄会 理事長に就任する事になりました中川拓と申します。これまでも地域の方々のお役に立てる医師を目指して奔走して参りましたが、今後は理事長としてより一層精励する所存です。

就任にあたり当法人の歩みやこれまでの取り組みについて御紹介させていただきます。

当法人は、創設者である前理事長中川浩により平成7年1月に中川クリニック(岩倉市)としてスタートしました。その後、療養病棟であるアネックスようていや介護保険制度の制定に伴い岩倉東部デイサービスセンターや介護老人保健施設るるどの泉岩倉を開設しました。平成16年には中川クリニックからようてい中央クリニックへ名称を変更し、平成17年には北名古屋市師勝医療介護施設群としてようていファミリークリニック・介護老人保険施設るるどの泉北名古屋・デイケアセンターしらゆりの里北名古屋を開設し、北名古屋市西春医療介護施設群・名古屋市藤が丘医療介護施設群・平成31年には小牧ようてい記念病院を開院しました。その運営の基本理念として地域の方々へ安心と信頼を与えられるように努力し、安全で良質な医療を提供、医療人として誇りと向上心を持って行動することを掲げています。昨今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威に直面し経済・産業が著しく影響を受けることとなりました。羊蹄会として、運営理念に則り地域における新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の普及や発熱外来に対し職員一丸となって取り組んで参りました。

そして今後、少子高齢社会がますます進み、若者が減り介護が必要な高齢者の方が急速に増加する見込みです。羊蹄会として、より深く地域の方々と繋がり地域医療・介護において社会的役割を果たしていきたいと考えています。まず、現在の社会を支える現役世代の健康管理として企業健診や各種の市民健診といった健診事業への取り組みをより一層行っていきます。癌や生活習慣病の予防・早期治療は、今や国を挙げて取り組むべき課題となっていますが、その受診率は依然として高いとは言えません。そのため地域の健診受診率の向上や二次健康診断該当者の方への受診を積極的に推奨していきます。

次に、医療・介護を必要とする状態になった時にできるだけ地元地域で効率良くサービスを受けられ、社会復帰・適切な療養環境を提供できるように医療・介護の連携を強化していきます。しばらく医療は医療機関、介護は介護事業所と各々でサービスが提供されてきました。しかし、要介護度が上がる程に医療必要度は増し、両者を組み合わせたサービスの提供が必要不可欠となっています。近年、国は医療費を抑制し介護分野での人材不足も深刻化している状況です。両者を効率良く組み合わせた事業展開が必要であり、できる限り良質な医療・介護を提供する事が私の使命であると認識しています。

今後も世の中の時流に沿い変化に柔軟に対応出来る様に取り組んで参ります。羊蹄会の全スタッフが一丸となって地域の皆様が安全・安心して過ごせる様に力を尽くしていきます。

医療法人ようてい会
理事長 中川 拓

 

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