医療と介護のニーズに応え、地域の皆様に選ばれる身近な医療機関を目指します | 医療法人 羊蹄会(ようてい会)

年間職員研修<法人内>

2018 (平成30)年度


4月  新人医療事務入職接遇研修
   救急救命訓練
5月  虐待が何故起きるのか -第1回-
 ・虐待に至るまでの経緯を知り、ストレスが虐待にどう影響するかを学ぶ
   中堅層への組織マネジメント研修 第1回
6月  メンタルコントロール研修 -第1回-
 ・スーパービジョンを持つことでスタッフのモチベーションを上げる
    虐待が何故起きるのか -第2回-
 ・虐待に至るまでの経緯を知り、ストレスが虐待にどう影響するかを学ぶ
   中堅層への組織マネジメント研修 第2回
7月  メンタルコントロール研修 -第2回-
 ・スーパービジョンを持つことでスタッフのモチベーションを上げる
8月  介護技術研修 ・アウター、パットを効果的に使うために必要な知識
   中堅層への組織マネジメント研修 第3回
9月  身体拘束廃止
   新人介護職員個別面談(平成30年3月以降入職の方)
   全国老健大会参加
10月  感染症予防対策研修 ・インフルエンザ、ノロウィルス ・実技、実践 ・マニュアル確認
11月  コンプライアンス・倫理規定研修
   介護現場のレクリエーション ・介護現場ですぐ実践できるレクリエーション技法と展開
   介護福祉士 試験対策
12月  
1月  
2月  職業能力 (自己評価)
3月  職業能力 (上司評価)
 随時  新任職員研修






研修だより



2018. 4月     救急救命訓練 於:岩倉消防署
 

 
  今回の講師は、現役救命士として活躍する救急隊長のお二人でした。訓練では、人工呼吸や心臓マッサージなどの救急救命の実習を行うとともに、救命における様々な情報を学びました。

救命のセオリーは年々変化し、現在では心臓マッサージを重視しているということです。

日本における救急救命率は、世界的に見ると低い方ですが、アメリカのシアトルは高い救命率を誇っています。これは、医師による救命啓発活動によって、一般市民の救急救命に対する意識が高く勉強熱心なため、プロ顔負けの技術力があるからです。
     
  DVD講習を受けた後、2つのグループに分かれて実技講習。
愛知県は日本で最も救命率が高いとのこと。
愛知県民としては誇らしいデータです。


左端に見える赤いバッグにはAEDが入っています。AED使用の際は、救助される方の体に触れないように気をつけます。
     
  心臓マッサージ30回、人口呼吸2回が1セット。
人工呼吸は空気を入れすぎないよう注意が必要です。
胃に空気が入ると嘔吐の一因になることがあります。

     
  ようてい会職員による心臓マッサージ実技の様子です。
心臓マッサージは30回でもかなり疲れます。
実際の現場では、ひとりで何百回も心臓マッサージをすることがあるため、隊員の方々は日頃からトレーニングで鍛えているとのことです。
     
     
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2018. 5月     虐待がなぜ起きるのか -第1回-
 
・虐待に至るまでの経緯を知りストレスが虐待にどう影響するかを学ぶ



  「虐待に至るまでの構造」について講義を受けました。講師は、介護福祉士・社会福祉士の資格を持ち、大学でも講師を務める塚本先生です。

虐待とは「尊厳の保持」ができていない状態のこと。
スピーチロックも虐待になります。

スピーチロックとは
介護の現場で何気なく使ってしまう「立っちゃダメ」「食べちゃダメ」「じっとしてて」 など言葉で相手の行動を制限したり、拘束したりすること。特に医療や介護の現場で、患者や高齢者の行動を言葉で制限・拘束すること。
     
 
人間は、ストレスが解消できないと、自分より弱いものにストレスをぶつけてしまいます。高齢者の虐待よりも子供の虐待に関する報告件数の方が格段に多いというデータもあります。
 
虐待を防ぐには、ストレスケアが必須となります。
     
  「アンガーマネジメント」として「6秒ルール」が有効です。感情が爆発しそうになったら6秒我慢する、というものです。人間の感情は長くは続かないため、6~10秒、別のことを考えたり、環境を変えたりすると良いそうです。
     
  講義とグループワークをおりまぜた研修内容で、出席者はテーブルごとに班に分かれ、出された課題についてディスカッションを行います。
現場での貴重な体験に基づいた様々な意見が飛び交いました。
     

虐待を防ぐ為には「ストレスコントロールを職場全体で行う」ことが大切になります。具体的には
・リーダー職の積極的なスタッフとの関わり
・職員が他の職員に助けを求めることができる環境
・一部の職員が仕事を抱え込まない調整機能を作る ということです。

虐待には「身体的虐待」「介護・世話の放棄・放任」「心理的虐待」「性的虐待」「経済的虐待」の定義と類型があります。これらについて話し合い、確認しあうことの重要性を学びましたので、今後の業務に役立てたいと考えます。
     
     
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2018. 5月     中堅層への組織マネジメント研修 -第1回-


  「組織マネジメント」について講義を受けました。講師は谷口公一先生です。

はじめに参加者から業務に関する疑問や悩みについてアンケートをとり、それに先生が答えるという講義形式で、多岐に富んだ質問に対して、ユーモアを交えた説明は大変わかりやすく、ためになりました。以下に一部をご紹介します。

また、介護の担い手が減りつつある現在、レクリエーションロボットなど介護ロボットの開発も進んでいるということなど、介護の状況についても学びました。

     
 
【質問】モチベーションをあげるにはどうすればよいか

【回答】前提として「モチベーションで仕事をしない」ということです。
モチベーションの有無に関わらず、仕事はしなくてはいけません。
例えばラーメン屋さんで「今日はモチベーションが上がらないから、チャーシューメンのチャーシューは抜きです」ということはあり得ません。

仕事で達成感を得るのが一番いいのですが、毎日それを得るのは難しいことです。
そこで、日常的に行う小さな仕事に達成感を見出すようにしましょう。
「この時間までに、この仕事を終わらせる」など、自分で目標を設定して達成感を得られるようにセルフコントロールしてみましょう。

     

【質問】職場の人間関係をよくするにはどうしたらよいか

【回答】職場は仲良しクラブではないので「いいよいいよ」ではいけません。
相手と深く関わろうとする姿勢を示し、きちんとコミュニケーションをとることで、関係性が深くなるものです。

実際に、こんなことがありました。
私の講義で、ある生徒がスマートフォンをいじっていたため厳しく指導したところ、その生徒は出て行ってしまい、次の講義に現れませんでした。ところが、その次の講義には出席したのです。
そこで、「もう来ないのかと思ったよ」と声をかけると、前回は用事があって出席できなかったのだと答え、それ以後、その生徒は熱心に講義を聞き、質問してくれるようになったのです。

関係性を深めるには相手を見ているという意思表示が大事だという体験です。

     
  
【質問】仕事を上手に教えるにはどうしたらよいか

【回答】相手を不快にさせない丁寧な指示が必要となります。
ポイントは「期限をつける」「達成水準をはっきり伝える」「目的を伝える」。

例えば入浴介助を新人職員に指示する際でしたら
「お昼の12時までに30人の利用者様をお風呂に案内して入浴のお手伝いをお願いします。
入浴の目的はご利者様のリラックス・清潔の保持・お体に異常がないか確認することです。」といった具合です。

仕事が出来る方には、こちらの意図・独自のやり方を伝えて実行してもらい、見極めることが大事です。
新人と同じような教え方をして不快感を与えないようにしましょう。
自分よりも年上の方に教える場合は、たとえ相手の方が気にしないと言ったとしても、丁寧に敬語で指導しましょう。

     
     
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2018. 6月     メンタルコントロール研修 -第1回-


  「メンタルコントロール」についての研修を実施しました。
講師は、昨年「セルフケア~自分を知る~」「聞き上手になる」という講義をして頂いた、
社会保険労務士、心理・産業カウンセラーの山本道子先生です。

     
  
【1:自分自身では自覚していない性格や行動傾向を知り、ストレスを溜めないようにコントロールする方法】
個別面談形式で多様な相談ができ、密度の濃い内容となりました。

【2:隣の受講者と言葉を発せずにジェスチャーやボディランゲージでいかにお互いの意図を読み取るか】
参加者同士でワイワイ楽しみながら学ぶことができ、あっという間の2時間でした。

患者様や利用者様には自分の意思を上手に伝えられない方もいらっしゃいます。
意思の疎通を図るためには、円滑なコミュニケーションがとれる「聞き上手」にならなければなりません。
目線、手の動き、呼吸の速さなどに注目し、伝えたいことを読み取る観察力を磨く必要があります。

今回もたいへん有意義な研修でした。
学んだことを活かし、利用者様の気持ちに寄り添えるよう、日々の業務に役立ててまいります。

     
     
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2018. 6月     虐待がなぜ起きるのか -第2回-
 
・虐待に至るまでの経緯を知りストレスが虐待にどう影響するかを学ぶ



  「虐待について知る研修」第2回を実施しました。
第1回と同じく、講師は介護福祉士・社会福祉士で大学講師の塚本先生で、グループワークを交えた形式です。

今回は、介護労働安定センターの方が見学に来られており、
ようてい会の職員各自がしっかりと自分の意見を持って研修に臨み、誠実に介護に取り組む姿勢に、お褒めの言葉をいただきました。

     
  身体拘束=虐待
身体拘束は「緊急やむを得ない」場合を除き、すべて虐待に該当すると、国が制定したマニュアルに記載されています。
拘束には「見える拘束」と「見えない拘束」があり、見えない拘束はスピーチロックが該当します。利用者様を「○○ちゃん」と呼ぶこともスピーチロックになります。
     
  虐待を防ぐ有効な手段としては、職員間での注意が大切です。
日ごろから常に虐待に注意して介護を行う事、そして介護負担を抱え込みすぎず、ストレスを別の場所で上手に発散する事が、高齢者虐待の防止を考える上で重要になります。

定期的なカンファレンスなどで議題として話し合うことも良いとのことですので、今後に活かしていきたいと考えております。
     
     
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2018. 6月     中堅層への組織マネジメント研修 -第2回-

  「組織マネジメント」第2回。今回は「指導方法」に注目した内容です。
その他、人間の内面関する話なども聴講しました。
講師は前回同様、谷口公一先生です。

≪指導する際の注意点≫
「技術」だけでなく仕事に対する「姿勢」も指導する。
「技術」と「姿勢」は共に大事なもので、タイヤの両輪のようなもの。
前に進む為にはどちらかのタイヤが大きすぎたり小さすぎてもいけない。
同じような大きさでないとその場で回り続けてしまう。
     
  ①「技術」の教え方

・山本五十六という海軍司令官の言葉で
「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
というものがある。彼は人事育成の達人だと言われている。

・技術を伝えるには「やること」と「それをする理由」を教えることが大事。

・仕事の覚えの悪い方もいる。その時は道具を使うと良い。
学習障害のある20代前半の女性介護職員に、細かく仕事を記したマニュアル「作業分解シート」を渡して指導した。その結果、頻繁にミスをしていたのにほとんどしなくなった。

・作業分解シートとは、一つの仕事を細かく分解して「やり方」と「理由」を理解しやすく書いたもの。シートを作るには仕事をしながらポイントをメモに取ること。思い出しながら作成しようとしても細かく作れない。
     
②「姿勢」の教え方

・仕事に対する「姿勢」を教えるとは、 「規律性」「責任制」「協調性」「積極性」を教えるということ。
「規律性」=ルールや約束を守ろうとする性質。(ルールがしっかりと決まっていることが前提)
「責任制」=役割や責任を認識し全うしようとする性質。(役割・責任の範囲が決まっていることが前提)
「協調性」=同一目標に向かい助け合ったり譲りあったりする性質。
「積極性」=仕事に対し改善・提案を行い、自己啓発・職務拡大を進んで行う性質。

・人間は元々協調できない生き物。 W杯に出場するようなサッカー選手はほぼ全員エゴの塊のようなもの。
 それでも連携の取れたプレーが出来るのは、「W杯での優勝」という同一目標があるからです。

     
山本五十六:やまもといそろく
新潟県長岡市生まれ。太平洋戦争時に連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮。数々の名言を残した人物です。
人を動かす
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

     
     
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2018. 8月     中堅層への組織マネジメント研修 -第3回-
  「組織マネジメント」第3回。「指導方法」に注目した内容ですが
「部下や後輩への叱り方」が要点となりました。
一問一答のの後、希望者を対象とした個別相談という形式でした。
講師は前回同様、谷口公一先生です。

     




  ① つい怒って指導してしまうのですが、怒らない方法がありますか?

アンガーマネジメントを覚えましょう。
怒りの感情は6秒しか続かないと言われています。
その6秒間をしのげれば怒りをコントロールできたことになります。
 具体的な方法として、「手をもむ」「手首を掴んでさする」などの行動で、気を紛らわせるのも効果的です。

怒りを口に出してしまうと、その言葉に反応して、また新たな怒りが込み上げるという事も起こりかねませんので気を付けましょう。

人は、ペースが遅くなると文句を言いたくなるので、 自分の部下や後輩がスピードについてこれない時に不満を感じてしまうのです。
これは仕方がないことなので、「業務に支障がなければ良い」と考えるようにしましょう。「業務に支障がない」とは「スピードは落ちても仕事は回っている。停滞していない」という状態を指します。
     

② 部下を叱ったり、注意することができません。どうしたらよいでしょうか?


・指導を行うためには「あらかじめ」が大事です。
部下本人と予め課題をすり合わせおき、その課題に対して逸脱する行為があった時に叱ればよいのです。
例えば「この日までに書類を仕上げる」という課題を部下と決めておきます。
そして、それが出来なかった時に「何故そうなったのか、これからはどうするのか」と注意します。

「叱る」というのは、怒鳴ったり声を荒げることではありません。
黙って相手を見つめ、「なぜ呼ばれたかわかりますか」と質問し、相手に話させましょう。
このように、考えることにより、激しく注意されるよりも深く反省することができるのです。
また、目の前で頭を抱えるなど「あなたのしたことで私は悩んでいます」と態度で表すことも効果的です。

「自分も昔はそうだったから、部下を叱れない」というのでは、上司としての覚悟が足りないと言えます。
自分のことを棚に上げても叱るべき時は叱りましょう。

     
     
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