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小堀アナ | 医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の先生や職員の方に、毎回お越しいただいています。 今回からは、ようてい会、事業総括部長の矢花貞恵さんと、介護次長の河村恵子さんにお話をうかがいます。 |
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矢花部長 川村次長 |
よろしくお願いします。 | |
小堀アナ | さて、今回のテーマは「自宅での介護と施設での介護の違い」ということですが。矢花さんは看護職員の立場から、どう感じられますか? | |
矢花部長 | 居宅での看護や介護には限界があると思いますが、施設では多くの職種の職員が共同して、24時間、看護・介護を提供することができるのが一番の違いだと思います。 | |
小堀アナ | 介護職員の川村さんはどう感じられますか? | |
川村次長 | 施設では、習字・お茶・生け花・絵画・音楽などのクラブや趣味活動を取り入れています。また、運動会や夏祭り、遠足などの様々な行事が行われています。行事にはご家族も一緒に参加していただき、ふれあいの場にもなっています。行事に参加されることにより、外部の方との出会いも増え、刺激の多い生活をすることもできます。 | |
小堀アナ | どなたでも入ることができるのですか? | |
川村次長 | 介護老人保健施設は、介護認定で要介護1以上の方でないと入所ができません。 要支援・自立の方は入所することができません。 |
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小堀アナ | 「特別養護老人ホーム」というのもありますが 「介護老人保健施設」との違いは何ですか? |
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川村次長 | 特別養護老人ホームは生活支援をするための施設です。日常生活のお世話をすることが中心になります。それに対して、介護老人保健施設はリハビリを中心とした機能訓練をして、自宅に帰ることを目的にしています。 具体的には、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハビリの専門職員が機能訓練を通して、体力向上、基本動作能力の獲得、生活機能向上を目指します。 |
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小堀アナ | 看護師の矢花さんはどう思われますか? | |
矢花部長 | 特養には常勤で勤務している医師がいません。それに対して老健は常勤の医師がいますので、医療度が高いことは、利用者の方にとって大きなメリットだと思います。 | |
小堀アナ | 介護老人保健施設は医療が充実しているんですね。 | |
矢花部長 | 医師が常勤配置していることに加えて、ようてい会の施設ではクリニックや病棟も併設されています。たとえ体調が急変された時などでも安心です こういったことも、施設選びの基準のひとつになると思います。 |
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小堀アナ | ほかにも介護老人保健施設では、いろいろな職種の方が働いているのですね。 | |
河村次長 | 医師・看護師・リハビリ職員・施設ケアマネ・相談員・介護職員など多職種が働いています。医療系のスタッフと介護系のスタッフそれぞれが、自分たちの立場から協力をし、連携をとって利用者様の介護にあたっています。 | |
小堀アナ | 介護老人保健施設の存在は、心強いですね。 矢花さん、川村さん、ありがとうございました。 |
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矢花部長 河村次長 |
ありがとうございました。 | ▲Topへ |