医療と介護のニーズに応え、地域の皆様に選ばれる身近な医療機関を目指します。

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明日の医療介護を考える_25


 テーマ:自宅での介護と施設での介護の違い
2011.06.24放送分 

・・・・・    
小堀アナ 医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の先生や職員の方に、毎回お越しいただいています。
今回からは、ようてい会、事業総括部長の矢花貞恵さんと、介護次長の河村恵子さんにお話をうかがいます。
   
矢花部長
川村次長
よろしくお願いします。
   
小堀アナ さて、今回のテーマは「自宅での介護と施設での介護の違い」ということですが。矢花さんは看護職員の立場から、どう感じられますか?
     
矢花部長 居宅での看護や介護には限界があると思いますが、施設では多くの職種の職員が共同して、24時間、看護・介護を提供することができるのが一番の違いだと思います。
     
小堀アナ 介護職員の川村さんはどう感じられますか?
     
川村次長 施設では、習字・お茶・生け花・絵画・音楽などのクラブや趣味活動を取り入れています。また、運動会や夏祭り、遠足などの様々な行事が行われています。行事にはご家族も一緒に参加していただき、ふれあいの場にもなっています。行事に参加されることにより、外部の方との出会いも増え、刺激の多い生活をすることもできます。
     
小堀アナ どなたでも入ることができるのですか?
     
川村次長 介護老人保健施設は、介護認定で要介護1以上の方でないと入所ができません。
要支援・自立の方は入所することができません。
      
小堀アナ 「特別養護老人ホーム」というのもありますが
「介護老人保健施設」との違いは何ですか?
   
川村次長 特別養護老人ホームは生活支援をするための施設です。日常生活のお世話をすることが中心になります。それに対して、介護老人保健施設はリハビリを中心とした機能訓練をして、自宅に帰ることを目的にしています。
具体的には、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハビリの専門職員が機能訓練を通して、体力向上、基本動作能力の獲得、生活機能向上を目指します。
     
小堀アナ 看護師の矢花さんはどう思われますか?
     
矢花部長 特養には常勤で勤務している医師がいません。それに対して老健は常勤の医師がいますので、医療度が高いことは、利用者の方にとって大きなメリットだと思います。
     
小堀アナ 介護老人保健施設は医療が充実しているんですね。
      
矢花部長 医師が常勤配置していることに加えて、ようてい会の施設ではクリニックや病棟も併設されています。たとえ体調が急変された時などでも安心です
こういったことも、施設選びの基準のひとつになると思います。
     
小堀アナ ほかにも介護老人保健施設では、いろいろな職種の方が働いているのですね。
      
河村次長 医師・看護師・リハビリ職員・施設ケアマネ・相談員・介護職員など多職種が働いています。医療系のスタッフと介護系のスタッフそれぞれが、自分たちの立場から協力をし、連携をとって利用者様の介護にあたっています。
     
小堀アナ 介護老人保健施設の存在は、心強いですね。
矢花さん、川村さん、ありがとうございました。
      
矢花部長
河村次長
ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 02:50:00

明日の医療介護を考える_26


 テーマ:施設における身体的介護の現状
2011.07.01放送分 

・・・・・    
小堀アナ 医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の先生や職員の方に、毎回お越しいただいています。
今回は、ようてい会、事業総括部長の矢花貞恵さんと、介護次長の河村恵子さんにお話をうかがいます。
     
矢花部長
川村次長
こんにちは。  
     
小堀アナ さて、今回のテーマは「施設における身体的介護の現状」ということですが。
介護老人保健施設ではどのような介護が行われていますか?
     
矢花部長 一口に介護と言っても、一人ひとり、必要なことが違います。少しでも残存機能を高められるように、カンファレンスや担当者会議で定期的にスタッフ同士で話し合う機会を設けて、それぞれの利用者様に見合った介護を心がけています。
     
小堀アナ 介護職員として働く川村さんは、具体的に、どんなことを心がけていますか?
     
川村次長 仕事に対して、ひと手間を惜しまないよう介護をするように心がけています。また、介護される方が、今、何を望まれているかを、常に考えるように努めています。
さらに、ご家族との関係をとても大切に考えているので、施設で起こった些細なことでも、ご家族に連絡をするようにしています。家族と話をしていると、その方の元気な時の生活状況や趣味などがわかり、施設生活や介護の参考になります。
     
小堀アナ 看護師の矢花さんはいかがですか?
     
矢花部長 ちょっとした体の変化や異常に早く気づき、医師に報告し対応できるように気をつけています。また、介護職員と連携し、コミュニケーションの取れない方とも、いつもと違うことにいち早く気づくようにしています。
身体能力が少しでも上がるように支援して、一日一日をたいせつに、支援援助をしていくように心がけています。
      
小堀アナ 介護の仕事のやりがいは何ですか?
   
川村次長 お年寄りの方に安心して生活していただき、さらに元気になっていただけることが、とても嬉しいです。元気がなかった人が活発になり、笑顔で話しかけてくれたりすると、この仕事をやっていてよかったと思います。逆に私達が元気をもらっています。
     
小堀アナ 看護師の矢花さんはどうですか?
     
矢花部長 私たちは、介護することを「当たり前」と思い、お世話をさせてもらっていますが、「ありがとう」という感謝の言葉をいただくと、やはり、やっていて良かったと思います。
     
小堀アナ とても頭が下がりますね。
介護のプロの立場から、皆さんに伝えたいことは何ですか?
      
河村次長 自宅で介護されている方、施設などを見学されたことのない方は、一度見学をして話を聞いていただくと、施設に対する知識を得ることができるのではないかと思います。
ようてい会でも、施設見学を受け付けています。
     
小堀アナ 看護師の矢花さんはどうですか?
      
矢花部長 一人で悩んでいるのではなく、利用できることは利用していただければいいと思います。看護・介護に困った時がありましたら、施設の職員さんにご相談いただければと思います。ようてい会でも相談にのっています。
     
小堀アナ 一人で抱え込まず、相談することが大切ですね。
矢花さん、川村さん、ありがとうございました。
      
矢花部長
河村次長
ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 02:45:00

明日の医療介護を考える_27


 テーマ:リスナーにもわかる認知症の判定法
2011.07.08放送分 

・・・・・    
小堀アナ 医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の先生や職員の方に、毎回お越しいただいています。
今回は、ようてい会、事業総括部長の矢花貞恵さんと、介護次長の河村恵子さんにお話をうかがいます。
     
矢花部長
川村次長
こんにちは。  
     
小堀アナ さて、今回のテーマは「リスナーにもわかる認知症の判定法」ということですが。
そんなに簡単にわかる方法があるんですか?
     
川村次長 認知症を知能から評価するテストとして、長谷川和夫氏考案の「改訂 長谷川式簡易知能評価スケール」というものがあります。
質問に答えるだけで、認知症がどの程度進んでいるか見ることができ、医療や福祉の現場で広く利用されています。
     
小堀アナ それは、どんな内容のテストなんですか?
     
矢花部長 それでは、その場で答えるだけの問題もありますので、リスナーの皆さんも一緒にやってみましょう。
  【質問内容】
お年はおいくつですか?
今日は何年、何月、何日、何曜日、ですか?
私たちが今いるところはどこですか?
これから言う3つの言葉を言ってみてください。
あとでまた聞きますので、よく覚えておいてください。
「桜」「猫」「電車」
100 から 7 を順番に引いてください。
「93、86」
私がこれから言う数字を逆から言って下さい。
「6,8,2」「3,5,2,9」
先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください。
※④の3つの言葉です。
これから5つの品物を見せます。
それを隠しますので何があったか言って下さい。
(1:時計 2:鍵 3:歯ブラシ 4:鉛筆 5:スプーン)
知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってください。
     
小堀アナ 今の質問だけで判定できるんですか?
     
川村次長 この長谷川式スケールの設問は、「自分および自分が現在おかれている状況についての認識」「新しく学習したり経験したことを印象づけて覚える能力」「計算能力」「過去のことを思い出す記憶力」「常識」などから成っています。
年令が言えたら1点、覚えた言葉が言えたら1つ1点。野菜は6個言えたら1点。10個以上で5点、というように採点していきます。
30点満点で、21点以上であればよいのですが、20点以下だと、認知症の疑いがあることになります。
      
小堀アナ このテストのことをもっと知りたい場合や、実際に受けたい場合はどうすればよいですか?
   
矢花部長 どこの医療機関や福祉施設などでも対応できます。ケアマネジャーも長谷川式スケールをよく使います。ようてい会でもテストやご相談を受け付けておりますので、お気軽にお声をおかけ下さい。
     
小堀アナ ドキドキしましたね。
どこででもできるような簡単なテストで認知症がわかるのですね。
矢花さん、川村さん、ありがとうございました。
      
矢花部長
河村次長
ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 02:30:00

明日の医療介護を考える_28


 テーマ:高齢者が困った時の相談窓口
2011.07.15放送分 

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小堀アナ このコーナーでは、これから先、誰もが避けて通れない「高齢者社会の問題や、医療・介護・住まい」について、リスナーの皆さんと一緒に考えていきます。
医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の先生や職員の方に、毎回お越しいただいています。
今回は、ようてい会、事業総括部長の矢花貞恵さんと、介護次長の河村恵子さんにお話をうかがいます。
   
矢花部長
川村次長
こんにちは。
   
小堀アナ さて、今回のテーマは「施設における認知症介護の現状」ということですが。まず、認知症にも症状は色々あるんですよね?
     
川村次長 1人でずっと歩き回られている方、同じことを何度も何度もお話される方、食事をしてもすぐに食事をしたことを忘れてしまって食事はまだかと言われる方など、さまざまな方がおられます。
身体的介護は体力を必要としますが、認知症の介護は、一人一人への対応が異なるので、ある意味、頭を使いながらの介護が必要です。
     
小堀アナ そうすると、介護の現場はたいへんですよね?
     
矢花部長 認知症の方は、体調が悪くても、その状態を伝えることができないため、不穏になったりすることがあります。身体的介護だけが必要な方は、身体は麻痺がある方でも、自分の意思を伝えることができるので、理解してもらった上で介護をすることができます。こういった面からも、認知症の方には、様子のちょっとした変化や接し方を変えなければならないので、介護がとても大変です。
     
小堀アナ 老健にも、認知症の方がいらっしゃるのですか?
     
川村次長 ようてい会の介護老人保健施設「るるどの泉」には、認知症専門棟もあります。こちらは認知症の症状がっ済んだ方に入ってもらっています。口に入れてはいけない物や、触ってもらっては困るものは置いてありません。職員を多く配置したり、徘徊されても大丈夫なように回廊を設けたりして、認知症の方の介護を行っています。
     
小堀アナ 暴れたりする人に対しては、身体をしばりつけたりするんじゃないかと心配されている家族も多いと思いますが?
     
矢花部長 お年寄りにも尊厳がありますので、手足を縛りつけるようなことはしません。ベッドから落ちないようにしたり、暴れてもケガをされないようにクッションを置いたり、と。症状に応じて工夫をしています。
   
小堀アナ 川村さんは、ふだん心がけていることはありますか?
   
河村次長 暴れたり、叫んだりされている方は何か理由があって、それを私達に訴えているのだと思います。なにをしたいのか。何をしてもらいたいのか、を、理解できるように、普段から気をつけて介護をしています。
     
小堀アナ 介護の現場で大変なことは何ですか?
      
矢花部長 同じ介護ですむ方は、誰ひとりいません。それぞれの方に適した介護をしていますし、日々、生活などの変化に合わせて介護も変えています。
     
河村次長 注意深く利用者様を観察して、口でしゃべらなくても、普段とどこか違わないか、何か訴えようとしていないかを観ています。「尊厳」を大切にし、普段との違いがあれば、職員で情報を提供するようにして、より良い介護ができるように努めています。
     
小堀アナ 身体的介護も大変ですが、認知症の介護となると、さらにご苦労が増えるんですね。
矢花さん、川村さん、ありがとうございました。
      
矢花部長
河村次長
ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 01:05:00

明日の医療介護を考える_29


 テーマ:高齢者が困った時の相談窓口
2011.07.22放送分 

・・・・・    
小堀アナ このコーナーでは、これから先、誰もが避けて通れない「高齢者社会の問題や、医療・介護・住まい」について、リスナーの皆さんと一緒に考えていきます。
医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の先生や職員の方に、毎回お越しいただいています。
今回は、ようてい会、ようてい会事務局長の加藤久勝さんにお話をうかがいます。
   
加藤局長 こんにちは。
   
小堀アナ さて、今回のテーマは「高齢者が困った時の相談窓口」ということなんですが。
  番組にも「いざそうなったら、どこへ相談したらよいのか教えてほしい」というお便りも頂いています。今回は色々な相談窓口を、加藤局長に教えていただきたいと思います。
まずは、病気の後遺症が残ってしまったり、認知症の症状が進むなど、介護が必要になった時は「介護保険」が利用できると、以前、教えて頂きました。
具体的にはどこへ相談すればよいのですか?
     
加藤局長 介護保険を利用するには、「介護認定」を受けることが必要になります。お住まいの市区町村の介護保険の担当課に申請をして、介護認定を受けてください。「福祉課」「介護保険課」などに窓口が設けられています。
また、地域包括支援センターや、居宅介護支援事業所でも申請の代行ができますので、相談してください。
     
小堀アナ 介護保険の認定は、「お住まいの市区町村」というわけですね。
では次に、病気の治療を始めたものの、医療費が高額になってしまう場合は、どこに相談すればよいですか?
     
加藤局長 医療費がたくさんかかってしまう時には、「高額療養費制度」があります。
1ヶ月にかかる医療費の上限が決められていて、それ以上かかった時には医療費が戻ってくる制度です。病院の受付窓口に相談してみてください。
退院した後の生活については、医療ソーシャルワーカーに相談してください。
医療ソーシャルワーカーは、療養中の心理的・社会的問題の解決調整援助をしてくれる専門職です。
また、麻痺が残ってしまった場合など、「身体障害者手帳」の交付を受けることができます。認定されると、医療費や税金などが減額されることがあります。市町村の障がい者の担当課に行けば、申請をすることができます。
     
小堀アナ 高額療養費制度については、病院の窓口に相談して、それでも解決しないことは、その病院のソーシャルワーカーに相談ですね。
次に、認知症が進むなどして、自分の財産管理が難しくなってきた時はどこに相談すればよいですか?
     
加藤局長 「日常生活自立支援事業」と「成年後見制度」などの制度があります。
「日常生活自立支援事業」は、基本的には意思の決定が自分でできる方が対象ですが、通帳の管理や大事な書類の預かりなどをしてもらえます。これは社会福祉協議会が窓口になっています。
「成年後見制度」は、家庭裁判所に申し立てをし、意思の決定ができなくなった人に代わって、財産の管理等を後見人にしてもらう制度です。意思決定ができないという医師の鑑定書や、申立書の作成が必要なことや、費用もかかりますので、地域包括支援センター等に相談をされるとよいと思います。
     
小堀アナ 認知症が進んだ場合には、各市町村にある社会福祉協議会や地域包括支援センター等に相談ですね。つぎに、遠方に介護が必要な身内がいる場合で、直接現地に行けない場合に相談できるところはありますか?
     
加藤局長 介護が必要な方が生活している市町村の地域包括支援センターに相談されるといいと思います。事情を話せば、解決策を一緒に探してもらえると思います。
   
小堀アナ いろいろ相談にのってもらえるところがあるんですね。
   
加藤局長 医療・介護・福祉は連携してやっていますし、適切なアドバイスもしてくれますので、どこでもいいので相談に行かれることが大切です。ようてい会でも、色々な相談にのることができます。最初の一歩を踏み出すことは、勇気がいるかもしれませんが、早めの対応がとても大切です。
     
小堀アナ リスナーの方からのお便りでも、もっと早く相談すればよかったという体験談も多く届いています。家族もたいへんですし、なによりも本人が一番苦しいことになってしまいますから。今日教えてもらった窓口に、どこでもいいので早めに相談することが大切ですね。
加藤さん、ありがとうございました。
      
加藤局長 ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 01:00:00

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