医療と介護のニーズに応え、地域の皆様に選ばれる身近な医療機関を目指します。

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明日の医療介護を考える_10


 テーマ:高齢者の糖尿病
2011.03.11放送分 

・・・・・    
小堀アナ お話をうかがうのは、医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会、常勤医師の芳野先生です。
   
芳野医師 こんにちは。
   
小堀アナ さて今回のテーマは「高齢者の糖尿病」ということですが、
糖尿病のお年寄りが増えているそうですね?
     
芳野医師 そうなんです。ストレスや食生活、自動車の普及による運動不足が原因で糖尿病にかかる人が増えているんです。中高年の3人に1人が、その予備軍と言われています。
     
小堀アナ 「3人に1人」ですか?そんなに多いんですか…。
そもそも糖尿病とはどんな病気なんですか?
     
芳野医師 文字通り、食後、おしっこに糖が出ることから「糖尿病」と呼ばれるのですが
血液の中にブドウ糖が増えていき、高血糖状態になる病気です。
実は、糖尿病が怖いのは、「合併症」があることなんです。
     
小堀アナ 「合併症」ですか?
     
芳野医師 多いのが「神経障害」です。ひざから下が痛んだり、しびれたりします。
自律神経にも障害が現れます。また網膜症を引き起こしたり、腎臓に悪影響を与えることもあります。脳梗塞や心筋梗塞もおこりやすくなります。
さらに現在、認知症との関係も疑われています。
     
小堀アナ 恐ろしい病名が次々に出てきました。高齢者の方がかかると心配ですね。
     
芳野医師 糖尿病は自覚症状が現れる前に進行するため、欧米ではサイレントキラー「闇の殺し屋」と呼ばれています。高齢者になってから発見されることも珍しくありません。
発見が遅れると、目が見えなくなる、人工透析が必要になる、手足が腐って切断しなくてはいけなくなるなど、日常生活を脅かす疾患につながります。
     
小堀アナ 検査で発見できるのですか?
     
芳野医師 最も簡単なものは血液検査です。空腹時の血糖の測定だけではなく、現在はヘモグロビンA1Cというものを調べます。これにより約1~2月間の血糖の平均値がわかります。 
   
小堀アナ 糖尿病にならないようにするには、どうしたらよいですか?
   
芳野医師 お菓子などの間食をやめること。腹八分目の食事。
ウォーキングなど適度な運動です。 
     
小堀アナ おやつはダメですか…。甘いもの大好きな高齢者の方にとってはツライですよ。
運動も、きっかけがないと難しいですよね。
     
芳野医師 はい。そのために、ようてい会では毎月1回「糖尿病教室」を実施しています。 
どんな食事がよいのか、どんな運動をすればよいかなど様々な面から糖尿病にならない方法をお教えしています。今月は3月30日の「ようていファミリークリニック」で開催します。どなたでも参加できます。
     
小堀アナ 芳野先生、ありがとうございました。
   
芳野医師 ありがとうございました。  ▲Topへ
2013-02-24 11:11:00

明日の医療介護を考える_11


 テーマ:甲状腺の病気
2011.03.18放送分 

・・・・・    
小堀アナ  お話をうかがうのは医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会、常勤医師の芳野先生です。
     
芳野医師 こんにちは。
     
小堀アナ さて、今回のテーマは「甲状腺の病気」ということですが。
先生、甲状腺ってどこにあるんですか? 
     
芳野医師 甲状腺はのどぼとけのすぐ下で、気管の前にあり、蝶々が羽を広げたような形をしています。この甲状腺ホルモンの働きで、体内の細胞がいきいき活動できるのです。小さいけれど、「人間の元気のもと」と言われています。
     
小堀アナ この甲状腺の病気になる人は多いですか?
     
芳野医師 はい。患者さんの数は、生活習慣病なみに多く、一説には500万人とも言われています。
     
小堀アナ 500万人?そんなに多いんですか…。具体的にはどんな病気ですか?
     
芳野医師 甲状腺ホルモンの分泌が過剰になると、動機・多汗・下痢・イライラ・体重の減少という症状につながります。この病気を「パセドウ病」といいます。
逆に甲状腺ホルモンが少なくなると、心拍が遅くなったり、冷え性・便秘・頭がボーッとするなどの「機能低下症」に陥ります。
     
小堀アナ 病院を訪れるきっかけとなるのは、どんな症状ですか? 
     
芳野医師 一番多いのは「首の腫れ」を訴えて診察を受けにいらっしゃいます。
他には「最近なんだか疲れやすい」「行動する意欲がわかない」などの症状で病院に来られます。
     
小堀アナ 「疲れやすい」とか「意欲がわかない」などの症状で「甲状腺の病気」とは、一般の人はなかなか思わないですよね。
     
芳野医師 そこが、この病気の怖いところです。「うつ病」だと思ってしまい、甲状腺の治療が遅れてしまうことがあるんです。
「疲れやすい」とか「意欲がわかない」等は体にどこか異常があるというサインです。甲状腺機能の異常が原因のこともありえます。 
     
小堀アナ  検査で発見できるのですか?
     
芳野医師 血液検査でホルモンの状態を見ればわかります。2年に一度程度、かかりつけ医や健診で採血をして、早期に発見することが望ましいです。 
   
小堀アナ ようてい会でも検査できますか?
   
芳野医師 はい、血液検査や甲状腺エコーの検査ができます。
甲状腺の病気の早期発見、治療をしています。
   
小堀アナ 芳野先生、ありがとうございました。
     
芳野医師 ありがとうございました。  ▲Topへ
2013-02-24 11:10:00

明日の医療介護を考える_12


 テーマ:高齢者の心筋梗塞について
2011.03.25放送分 

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小堀アナ  お話をうかがうのは、医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の「ようていファミリークリニック」院長の河田先生です。
     
河田院長 こんにちは。  
     
小堀アナ さて、今回のテーマは「高齢者の心筋梗塞」ということですが。
最近、心筋梗塞にかかる高齢者の方が多いそうですね?
     
河田院長 加齢によるものに加えて、メタボリックシンドロームが原因で心筋梗塞にかかる高齢者の方が増えています。
   
小堀アナ 原因は生活習慣ですか?
   
河田院長 はい。生活習慣の乱れによるメタボリックシンドロームが、動脈硬化を引き起こします。さらに血管にコレステロールが蓄積して、血流が悪くなり、心臓の血管が詰まって心筋梗塞を起こすのです。
      
小堀アナ 心筋梗塞は「胸が苦しい」などの自覚症状はあるんですか?
     
河田院長 胸の痛みや圧迫感があるのが通常です。ほかにノドもとが詰まった感じ、奥歯が痛む、左肩の痛みなどの訴えもあります。
ところが高齢者の場合は、まったくの無症状で発症することもあります。そのため、発症してからかなりの時間が経ってから救急車で搬送されることも多く、重症化したり、治療が困難になったりすることがあります。
     
小堀アナ 普段から気をつけたほうがいいことはありますか?
     
河田院長 メタボリック症候群などリスクがある方は、原疾患の治療が優先されます。
リスクのない方でも、定期的に健康診断を受けることが大切です。その場合、通常の心電図検査では異常がないこともあり、症状がある場合、運動負荷心電図、ホルター型心電図検査が必要です。
     
小堀アナ 心臓の血管はカテーテルを入れて検査するのですよね?
     
河田院長 最新の高性能なCTは情報量が多く、少しの造影剤を使えば、カテーテルを使わなくても検査ができるようになりました。 
   
小堀アナ 入院しなくても検査できるのですか?
   
河田院長 日帰りの検査や人間ドックでも受けることができます。
ようてい会でも、現在、新しいCTの導入を検討しています。
     
小堀アナ 発病する前の段階、つまり普段から予防しておくことが大切なんですね。しかし、心筋梗塞で突然亡くなるという話を聞きますね。
     
河田院長 治療の進歩により死亡率は低下してきていますが、死亡者の半数以上が病院到着以前に亡くなられます。心筋梗塞発症後、1時間以内に重症の不整脈が起こりやすいためと考えられています。心筋梗塞の後遺症を軽くするためにも、可能な限り、速やかに、専門病院にたどり着くことが求められます。そのためにも、リスクのある方への日ごろからの啓蒙、専門病院とのネットワーク化が必要と考えます。
     
小堀アナ いかに早く治療をするかということ。それと発病させないということに意義があるんですね。
     
河田院長 かかりつけ医療機関で異常が見つかれば、治療ができる病院を紹介することになります。そうすれば、重篤化する前に対処できます。
 
小堀アナ 心筋梗塞が起きてからでは、手遅れとなることが多いので、日頃から検査しておくべきですね。
河田先生、ありがとうございました。
     
河田院長 ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 11:07:00

明日の医療介護を考える_13


 テーマ:高齢者の脳の病気について
2011.04.01放送分 

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小堀アナ  お話をうかがうのは、医療・介護・高齢者福祉の問題に先進的に取り組んでいらっしゃる、愛知県北名古屋市と岩倉市にあります医療法人ようてい会の「ようてい中央クリニック」院長の吉田先生です。
     
吉田院長 こんにちは。
   
小堀アナ さて、今回のテーマは「高齢者の脳の病気」ということですが。どんな病気が多いんですか?
     
吉田院長 「脳出血」と「脳梗塞」が特に多いです。
   
小堀アナ どちらもよく耳にする病名ですね。
まず「脳出血とはどんな病気ですか?
   
吉田院長 はい。たとえば急に寒いところに行くと、人間の体は血圧を上げようとします。急に血圧が上がったtことにより、弱っている血管壁や血管にできたコブが破裂して出血をする、これが脳出血です。
      
小堀アナ 冬にお風呂に入る時、浴室が寒いと危険なわけですね。
そして「脳梗塞」はどんな病気ですか?
     
吉田院長 メタボリックシンドロームなどにより、動脈が硬くなったり、血管壁にコレステロールが付着するなどして血管が詰まってしまう。それによって脳の機能が停止してしまう。これが脳梗塞です。
     
小堀アナ 原因はメタボリックシンドロームですか…。
前回「心筋梗塞」のお話のときも「生活習慣によるメタボ」が原因ということでした。
     
吉田院長 血管が詰まる場所が、心臓なのか、脳なのかの違いです。
     
小堀アナ 予防はどうすればよいのですか?
     
吉田院長 規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。 
また、定期的に「脳ドック」などの健診を受けることも大切です。
   
小堀アナ 「脳ドック」ですか。なにかすごく大変な検査のような気がしますが。どうやってするんですか?
   
吉田院長 内容はさまざまですが、頭や首のMRI・動脈硬化の血管検査・採血などが一般的です。
MRIは30分程度、寝ていればすみます。
     
小堀アナ この検査は一度受ければ、それで大丈夫なんですか?
     
吉田院長 人間の体の状態は、常に変化しています。50歳を過ぎたら2~3年に1回、受けられたほうが良いと思います。また、高齢者の方も、定期的に検査を受けることが望ましいです。
     
小堀アナ ようてい会でも受けられますか?
     
吉田院長 はい。ようてい会でも、一般の人間ドックに加えて「脳ドック」も実施しています。
 
小堀アナ 「脳出血」や「脳梗塞」も、普段の生活習慣が原因なんですね。定期的に検査を受けておかなければと思いました。
吉田先生、ありがとうございました。
     
吉田院長 ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 11:05:00

明日の医療介護を考える_14


 テーマ:医学的に見た認知症
2011.04.08放送分 

・・・・・    
小堀アナ   さて今回のテーマは「認知症」ということなんですが。
よく言われることなんですが「物忘れ」とは違うんですよね?
     
吉田院長 年をとって身体の働きが衰えるのと同じように、脳の働きが弱ってくるのが「物忘れ」です。
     
小堀アナ それでは「認知症」とは何ですか?
     
吉田院長 脳に器質的な異常が生じるのが「認知症」です。  
   
小堀アナ つまり認知症は「病気」ということですね。
   
吉田院長 そうなんです。認知症にはいくつかの種類があります。
・脳梗塞の後遺症によって起こる「脳血管型」
・レビー小体という異常な構造物が脳にたまることによって起きる「レビー小体型」
・脳皮質の神経細胞が死滅して、脳が萎縮してしまう「アルツハイマー型」
などがあります。このアルツハイマー型が最近ふえています。
      
小堀アナ アルツハイマーって耳にしたことがあります。
これにかかるとどんな症状になるのですか?
     
吉田院長 徐々に脳細胞が死滅していくことにより、記憶力が低下し始めます。次第に学習する能力がなくなってきたり、感情が不安定になったりします。進んでいくと社会生活に色々な障害が出てきます。徘徊や暴力行為など問題を引き起こすこともあります。残念ながら「アルツハイマー」の原因そのものは、現在はまだよくわかっていません。
     
小堀アナ 予防法はないのですか?
     
吉田院長 よく言われていることは、ウォーキングなどの有酸素運動、バランスのいい食事、ストレスの発散、糖尿病や血圧のコントロール、また読書や将棋や麻雀など脳を使うと、認知症の予防になると言われています。
また、かかりつけ医を持って、早めに相談することも大切です。
     
小堀アナ 認知症は治るんですか?
     
吉田院長 現在の医学では、認知症を治すのは難しいです。漢方薬や新薬などの開発も行われていますが、「いかに進行を遅らせるか」に留まっているのが現状です。
     
小堀アナ しかし、認知症のお年寄りが増えてきていることは、もはや社会問題ですよね。
     
吉田院長 そうですね。介護にあたっている家族の方は大変だと思います。
     
小堀アナ 次回からは、介護現場で格闘している方にお話をうかがいます。
ようてい会が運営されています愛知県岩倉市にあるケアプラン作成事務所「シルバープランてんとうむし」のケアマネージャーさんをお招きして、介護の現場で今、いったい何が起きているのか、ナマの声をお伝えしたいと思います。
 吉田先生、ありがとうございました。
     
吉田院長 ありがとうございました。 ▲Topへ
2013-02-24 11:00:00

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